梅雨のブルーなひらめき
June 22, 2009    :   Daily

梅が届いて、いつものお店で果実が思う存分発揮出来る昔ながらの焼酎の
一升瓶と甜菜糖を買い今年も仕込みは完了。有機の青梅は匂いがとてもかわいい。
MOTの横に大きな生クリーム色の花。たぶん<Magnolia grandiflora>。13日。


取り残された感じがする古いのは、絵的には、はなまるです。木々とのバランスが
丁度良いからです。

18日、ディレクターのアキコさんとブレインストーミングなデート決行。中目黒→
代官山→中目黒。出不精な私に彼女の場所をいろいろ、という、ずーっと前から約束
してたことが晴れて実現。遠山さんの展示を拝見し、ちょうど須永さん、丁寧に内容を
説明してくれました。思わず、真剣に話してしまいました。ユトレヒト、江口さんの
PASS THE BATONも発見。面白い。猪熊弦一郎の東京會館とか二重橋前が大好きな私
としては、これからどうなるのという期待とともに新しいお店のオープンが楽しみです。
ほど近く、いつもかわいい、チコラータの展示会へ、アキコさんをご案内。

ここ数日、よく目にする、critとかargueとか。
幸いにも私の友人たちは、いろんなこと空気を読む必要も無くよく話してくれるので
話題に事欠きませんし、真剣。ただもっと時間が欲しいのだけれど。
会期終了近くのアントワープ・ファッション展へ。よく通った靴屋さんのおじさんが
展示構成を担当するって摩訶不思議。そんなことより、人が感受するモードとアート
のそれの摩訶不思議。ああ、私一人では無理だから、critとかargueとか皆に集まって
欲しいです。たどり着いたブログ、デザインジャーナリズム美術の星の人へのように
”アート”に置き換えてみてもいいかんじ。すると、「デザインするな」の藤崎氏でした。
すごい!偶然!
ひらめきまであと少し、アキコさんと行ったポタジエで買った野菜のケーキのように、
最後には、なんだか美味しいと言う具合に。

六月の夜と昼のあわいに...
June 19, 2009    :   publication

今日、6月19日発売の、恩田 陸さんの最新短編小説
-六月の夜と昼のあわいに-「翳りゆく部屋」で 作品「room」2004が掲載されています。
装丁は、なんと祖父江慎さんです。
みなさまどうぞお手に取ってご覧下さい。


      
内容紹介
ミステリー、SF、ファンタジー、ノンフィクション等々……あらゆる小説の形式と
恩田作品がもつ魅力をすべて投入した、「夢十夜」を思わせる全く新しい小説集。
フランス文学者・杉本秀太郎による序詞(詩、俳句、短歌)に秘められた謎と、希代の
新鋭画家による10のイメージに誘われた、摩訶不思議な10の作品世界。本好きで
あれば手許におかずにはいられない、恩田ファンには必携の奇書、ここに誕生!

浮遊する私
June 16, 2009    :   Daily

みんなにも、こんな感じの気持ちは起こるのでしょうか。
着地する場所が見つからず、居場所が無くて宙釣りになるような、そんな。
ティンカーベルだって、飛び続けていたら疲れて寝るんです。
うかうかと、どこででも休んでいては、獣がやって来て食べられてしまいます。
一緒に飛んでくれるピーターパンのような存在がいれば、良いのかもしれません。
けれど大人は、ピーターパンではいられません。
でも、叡智をもった長老にはなれるはずです。


そう思うと、大地に寝そべり、夜空を見上げて、さっきまで浮遊していた私は
しばらくして、自分を知る事になるのです。zzz....

little trip
June 12, 2009    :   Daily

あっという間に六月も私の前を足早に掛けようとしています。
100Things in My Room.に登場する私の周りの愛すべき人々に本を贈りました。
遠くベルギーからも、私の『アントワープの母』たちから続々と喜びの声が届いて、
涙目です。今思えばたったの1年半ですが、私にとってはラッキーとショックの
連続を経験出来たかけがえの無いものです。そんな私を支えてくれた彼女たちに
ちょっとでも喜んでもらえる事が出来て本当に感謝。
息継ぎのようにふーっとはいたら、次は吸う、思いっきり気が済むまで歩いて、
そよ風の中で読みたかった本を知恵熱出しながら読んでいます。


7日、早起きして電車で約1時間、千葉の佐倉へ〜打ち合わせ。
偶然にも、FOILギャラリーの鮫島さんと電車でバッタリ遭遇しました。話しが弾んで、
ちょっとバス遠足の気分を味わえました、もしかしたらとても趣味が合うのか、あのまま
何時間も話していてもおかしくない雰囲気でした。思いがけない事って本当に楽しいです。
太陽いっぱいのとてもいいお天気で、打ち合わせもスムース。スイスから戻った鈴木さん
のお土産話がとっても興味深くて、今度の展示が面白くなりそうでワクワクしっぱなし
でした。
美術館の敷地内には何故か野球場があります。地域のみなさん、まさに余暇を楽しんでる
様子。PEACEです。HAPPYです。

ある日の東京 One day in Tokyo : peanuts pudding