五月、がとても好き。これから始まる、という芽吹きの季節。ちょっと生意気な匂い。
キラキラの陽射し。30年くらいも続けてるとあっという間にそのキラキラが顔にも
そばかすになってあらわれるけど、浴びるときは、すっかりもう忘れてしまっている。
きっとバラたちだってそう。
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ときさんから、こんなメールが届きました。
「ほっておいたら,元気に花芽が出てきました。」
これは、アマリリスの話。
私が2008年にアダムエロペで行ったAmaryllis Projectにときさんが、映像を撮りに来て
くれてからのこと。そのとき、ときさんが、買ってしまった、アマリリス。
あれから、日々栄養を蓄え、長い沈黙をやぶり、再び新しい芽が伸びて来たのです!
うちのは、まだ蓄え中だけれど、それは、あまりにタイミング良く、というのも今度、
ときさんが、長年撮り続けて来た映像や活動がまとめて展覧会が開かれます。
そして、一冊の本が出来上がったそうです。
私も、映像を撮られたひとの一人に掲載されています。
さらに、ときさんのお誘いで、ときたまハガキにドローイングしました。メールアートです。
ときたまさんの晴れ晴れなことばのスナップショット、愛情感じます。
みなさまどうぞ、ご覧下さい。
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ときたま1993-2010
コトバノチカラ
5月7日~30日
BankART Studio NYK Mini + カフェ
http://www.bankart1929.com/
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works by hisae maeda
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ウェアラバウツのshowを先日、そして、展示会に行ってきました。
映画のフィルムが施されたヴィジュアルの、今回のテーマは”melt ”。学生のときに
背伸びして片っ端から見た、はっとするドラマや、溶け出す大人の世界、まさに、
インナートリップと現実が溶け合って、瓶からではなく、相手から感じる香水のような、
そんな感じ。私にとって映画はThis is the U.S.!! な世界ではなくて、確実にいろいろ
が、いろいろに混ざり合って溶け出している。そっか、そんな気分なんだと、改めて
ある時、一瞬すれ違った友人の仕事を麗しいな、と見つめるのです。自分から始まる
感覚でしか、勝負し得ない表現者であることを忘れないそんな仲間たちは私には、
いつまでもとても貴重です。
そして、そんな彼の作る服は、もちろん、内面を露呈するとても危険で崇高な代物で
あることは間違いありません。
