美術の星の人へ
February 25, 2009    :   Daily

22日、お天気良くて朝からワタリウムへ噂の島袋道浩展 美術の星の人へを見に。
入ってからずっと、笑いっぱなし。やるつもりのなかったゴルフも楽しくて真剣に
やった。配られた、オシムのコメントを「美術」に変えて読んでみる。そう、こういう
ふうに真剣に向き合っている人になかなか会えず、私はその点でいつも孤独を感じていた。
少なくとも島袋さんからは、太刀魚を光らせてる姿、自分さえ良ければいいのだという、
ありがちなMassive Ego な感じをはなく、見渡す視野の広さと、目線の高さに、私は
素直に笑って楽しんでいた。

さて、この前ロスコを見た感動を書いたけれど、その話をしたら、「 彼はprima donna
なんでしょ」って言うの。確かに、自分だけの空間が欲しいなんていうと、そう思われ
ても仕方がないかも知れないけれど、「お迎えはリムジンじゃなきゃやだ」とか、「朝は
高級なシャンパンを用意して欲しいわ」とかそういう作品に関係のないことではなく、
アーティストが展示空間についてこだわるのは当然なのだから。勘違いされやすいけれど、
大きな差。世の中の景気や情勢で世間の人はムードを鷲掴みされてしまうけれど、もっと
広い見方で遠くと近くを見られるようでいたい。日々study。

遊びに行ったNow Ideaでは、ちょうどカフェがその日からスタートして、ランタンと
ストーブのあるテラスでみんなワインを飲んでいた。私はチャイを。久しぶりに英語。

前は何もかも詰まらない気さえしたのに、なんだか、最近はいい感じで感化されること
に出会えていて面白い。そう、自分にとっての自由と表現を感じるいい機会。

TRACKBACK
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.misatoban.com/mt/mt-tb.cgi/105
Submit Your Comments