こことそこ
October  5, 2008
   :   Daily/   :   Garden
私は子供の頃、学級文庫の本棚の横の席になったので、どういうわけか勝手に
自称図書係になって小さく折り畳まれた紙を渡し、そこには「黒板の上を見ろ!」
などと指令が描かれていてそこには見ると次の紙きれに「15番の棚の中を見ろ!」の文字
というように、時には暗号で次から次へと探させて、やっと借りたい本にたどり着く!
というような、回りくどい遊びを仕掛けていました。のんびりしたもので、みんな
面白がっていて、急いでるのにと嫌がられた記憶はないのだけど、人にしてたことは
自分に帰って来るのか、ここかと思えばそこでという面白いことに出会うのです。
金沢→アントワープ→ロンドンに行ってその間もあちこち移動し、これもまた山あり
谷ありだけど幸運な事がいろいろでしたがそれはまた今度で、また日本へ、帰国。
その時、スカスカな「日本の洋風」を避けてたどり着いたのが、和の香り麗しい根津
それも偶然なんとなく。そうしたらなんとヨーロッパでも文章を見ていた(私が勝手に
共感を感じている)編集者の林央子さんが根津を紹介されていて、「そこで!がここで!」
の嬉しい驚き。知り合いがいないここで、いつも優しくて好きな花屋さんが紹介されています。
明日は早起きして、戻って来たPOINTへ再び搬入。
果たして、次の紙にはなんて書いてあるのだろ。
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